神戸不動産リアルティスタッフコラム相続した実家はリフォームして売るべき?

スタッフコラム

2026.09.28 NEW

相続した実家はリフォームして売るべき?

「誰も住まなくなった実家を売りたいけれど、古くてボロボロ。少しリフォームしてきれいにした方が、高く売れるのかな?」

ご実家や空き家を相続された方から、こうしたお悩みをよく伺います。思い出の詰まったご実家だからこそ、きれいな状態で次の方へ引き継ぎたいというお気持ち、

とてもよく分かります。しかし、良かれと思ってかけた数百万円のリフォーム費用が、売却価格に上乗せできず「赤字」になってしまうケースも実は少なくありません。

この記事では、実家を売却する前にリフォームすべきか、そのまま売るべきか、迷ったときに後悔しないための判断基準を分かりやすく解説します。

 

 

 

 

◆ 実家を売却する前、安易なリフォームはちょっと待って!◆

「家を売るなら、きれいな方が高く早く売れるはず」と考えるのは自然なことです。

しかし、中古住宅の売却において、自己判断でのリフォームは大きなリスクを伴うことがあります。

その最大の理由は、「買主様のニーズとのミスマッチ」です。 最近は「自分好みにDIYしたい」「間取りからフルリノベーションしたい」という目的で、あえて古い中古住宅を安く探している方が増えています。

もし売主様が奮発してピカピカのシステムキッチンを入れたとしても、買主様が「アイランドキッチンに間取り変更したかったから、これ解体しますね」となってしまっては、

せっかくの費用も善意も無駄になってしまいます。悲しすぎますよね。

また、リフォームにかけた費用分をそのまま売却価格に上乗せできるとは限りません。300万円かけてリフォームしたからといって、相場より300万円高く売れるケースは稀なのです。

 

◆「そのまま(現状渡し)」で売却するメリット・デメリット◆

リフォームや修繕を行わず、今の状態のまま売却することを不動産用語で「現状渡し」と呼びます。

この方法の最大のメリットは、売主様の手出し費用が一切かからないことです。

リフォーム業者の手配や工事期間を待つ必要もないため、スムーズに売却活動をスタートできます。築年数が古く建物の価値がほとんどない場合は、「古家付き土地(ふるやつきとち)」として売り出し、

更地にして家を建てたい方に買ってもらうことも可能です。

一方でデメリットは、内見時の印象が悪くなりやすい点です。壁紙が剥がれていたり、水回りの汚れが目立ったりすると、そのまま住むことを検討している方には敬遠されやすくなります。

 

◆「リフォームして売却」が向いているのはどんなケース?◆

では、売却前のリフォームがプラスに働くのはどのような状況でしょうか。

大きく分けると、以下の2つのケースが考えられます。

一つ目は、築年数が浅く(目安として築15年以内)、基本構造がしっかりしている物件です。この場合、新築には手が出ないけれど、すぐにきれいな家に住みたいという層のニーズに合致するため、

水回りなどの適切なリフォームが成約の決め手になることがあります。

二つ目は、数万円〜十数万円程度で済む「表層リフォーム」や「ハウスクリーニング」です。

例えば、タバコのヤニで変色した壁紙を張り替えたり、プロの清掃業者に水回りの水垢を落としてもらったりするだけでも、家の中の明るさや清潔感は劇的に変わります。

費用対効果が非常に高いため、これは多くの方におすすめできる方法です。

 

◆迷ったときに使える!実家売却の方向性チェックリスト◆

実家の状態は一軒一軒異なります。リフォームすべきか、そのまま売るか、それとも建物を解体して更地にするか。方向性を決めるための簡単な確認リストをご用意しました。

  • 築年数は30年以上経過しているか? (経過している場合、建物そのものの価値はつきにくいため、リフォーム費用を回収するのは難しくなります)
  • 雨漏りやシロアリ被害、建物の傾きなどはないか? (これらがある場合、表面だけリフォームしても後からトラブルになるため、現状渡しや更地化が視野に入ります)
  • 近隣で新築の工事がよく行われているか? (新築用の土地を探している人が多いエリアなら、「古家付き土地」として現状のまま売るのがスムーズです)
  • 室内の荷物や残置物は片付いているか? (リフォーム以前に、家の中を空っぽにする遺品整理・不用品処分を優先する必要があります)

 

◆まとめ:リフォームするかどうかは「査定の後」に決めるのが鉄則◆

実家を売却する際、一番やってはいけないのは「不動産会社に相談する前に、自分でリフォーム工事を発注してしまうこと」です。

地域ごとの需要(リノベーション向きの物件が人気なのか、更地が求められているのか)は、不動産のプロでなければなかなか判断がつきません。

まずは「現状のまま」、一切手をつけていない状態で不動産会社に見てもらうのが最も確実で損をしない方法です。

「網戸が破れている」「お風呂のタイルが割れている」といった細かい点も、あえて直さずにそのままご相談ください!

プロの目線で、「ここは直した方が高く売れる」「ここは買主様が自由に直せるように触らない方が良い」という最適なアドバイスをさせていただきます。

 

 

【ご相談のご案内】

神戸不動産リアルティでは、ご実家や空き家の売却に関するご相談を承っております。

「リフォームすべきか」「解体すべきか」迷われている場合は、一切手をつける前にご相談ください。

物件の立地や需要を踏まえ、お客様の手元に最もお金が残る選択肢をご提案いたします。

まずは「いつ頃までに手放したいか」「室内の荷物は残っているか」など、簡単な状況を整理のうえ、どうぞお気軽にお問い合わせください。

ご相談はこちらから: https://www.kobe-realty.com/

 

 


TOP