神戸不動産リアルティスタッフコラム付き合う人で、人は測られる

スタッフコラム

2026.01.16

付き合う人で、人は測られる

お世話になります。
神戸不動産リアルティの白石です。

新年が明け、先日、取引先と会食に行ってきました。
年末は忘年会シーズンでなかなか時間が取れず、新年会という形での会食です。

取引先、といっても年齢で言うと私より一回りほど下、管理会社の店長。付き合いは5、6年ほどとなります。

彼に対していつも感じること、
それは、付き合っていて「本当に気持ちが良い」ということ。

年齢的な上下関係や立場の違いは確かにあります。
ただ、その関係性はあくまで50-50。

関係性がないのに表面的に「ウィンウィン」という言葉を安易に使ってくる奴は胡散臭いと疑ってかかる私ですが、事実彼と付き合いだして、手に入れたエース級の物件も複数、逆に、私が入手した物件の管理を任せている案件も増えており、互いに貢献、役に立てている状況であります。

私はこの業界24年程となり、当然彼以外にもたくさんの取引先がありますが、何かあれば「まず白石社長に」と迷わず言ってくれる取引先の一つです。

仕事の段取りも一級品です。私が一つとを伝えると、二つ、三つ先を見通した段取りや提案をしてきます。内容にもよりますが、面倒くさがりの私にとっては非常にありがたい存在です。

自分が出来ること、というより自分じゃないと出来ないことに集中したく、自分じゃなくてもできることは、基本的に人に任せるようにしていますが、特に最近は時間がないので、余計に人に任せることが重要となってきていますので、安心して任せることができています。

互いに重要な取引先である、という認識は双方持っていますが、だからといって決して私に安易に迎合、同調しないところも彼を気に入っている理由です。

良いことも、悪いことも、事実は事実として、レスポンスよく正直に報告してくれます。

とある物件で、売買契約書に入れる文言、特約のやりとりをしていて、私が店長に注文を出した時も、「白石社長だから」という理由で通すことはありません。必ず、自身の会社の立場を理解し、自社の利益、組織の責任を背負ったうえで、

「できることはできる」
「できないことはできません」

とはっきり言ってきます。

少しムッとして「それくらいええやん」と言いたくなりましたが、自分が働いている会社を守ろうとする、役割を果たそうとする対応に、私は黙っていました。自分が所属する会社を大事にしながら、その上で私と真っ直ぐ向き合う。

その姿勢が私が彼を信頼し、好きでいる理由です。お酒の席でも、一切自分の上司や、会社の文句、愚痴は聞いたことがありません。

そのことを「それって素晴らしいな!」と彼に伝えると、「え?普通のことでしょ」と。

誠実。
素直。
正直。
真摯。

昔から「人として正しい」とされてきたことを、
若い、というと失礼かもしれませんが、愚直に、真面目に、やり続けていると感心しています。

不動産業界は、残念ながら、「稼げばいい」、「自分さえよければいい」、
という考え方が目立つ場面も少なくありません。私がこの業界の悪しき習慣に嫌気がさしている理由の一つでもあります。

そんな中で、
「真面目に、愚直にやり続けることが、長い目で見れば一番の近道」
「それを分かってくれるお客様や取引先は必ずいる、それが勝機となる」
と信じて仕事をしています。

新年会では、そんな話をしながら、
「いろんなことが起きるかもしれないけど、それも含めて楽しみに過ごしていきましょう」
そんな会話を交わしました。

彼に限らず、改めて思います。

仕事をしていて気持ちのいい人。一緒に前を向ける人。
同じ価値観を持ち、同じ方向を見られる人。

そういう人や会社と仕事をすることが、
結果的に一番、強く、長く、続いていくのだと思います。

調子がいい時は、誰とでもうまくいきます。
でも、本当に大切なのは、うまくいかない時。
負荷がかかった時、ストレスに晒された時です。

その時に、人の本性が出ます。

自分や、自社の利益だけを優先するのか。
それとも、互いに協力し、前を向いて乗り越えようとするのか。

そこが、人との付き合い方の分かれ道なのだと思います。

古くから伝わる言葉に、「其の人を知らざれば、其の友を見よ。」というものがあります。
これは 孔子 が残した言葉とされています。

「友人を見れば、その人の「人となり」が自然とわかる」という意味です。

逆に言えば、誰と付き合い、どんな人と交友関係を築いているかで、
自分自身もまた測られている、ということでもあります。

「類は友を呼ぶ」ということわざもあるとおりです。

また、日本を代表するコンサルタントである
大前研一 さんの言葉も紹介しておきます。

人間が変わる方法は3つしかない。

1つ目は、時間配分を変えること。
2つ目は、住む場所を変えること。
3つ目は、付き合う人を変えること。

この3つの要素でしか、人間は本質的には変わらない、という考え方です。

確かに振り返ってみると、人が大きく変わるタイミングというのは、環境や時間の使い方が変わった時であり、そして何より、付き合う人が変わった時です。傷の舐め合いや馴れ合い、ぬるま湯、迎合や同調、それでは人は成長しません。

自分自身の意志や努力はもちろん大切ですが、
それ以上に、自分を取り巻く環境、成長の種を植える「土壌」が、人をつくるのだと思います。

自分の時間をどんな環境で誰と過ごすのか、やはり視座の高い人、自分を高いレベルに導いてくれる人、
そして、付き合っていて気持ちのいい(清廉)な人と、前向きな仕事をしていきたいと思います。

今年も余計なことを考えることなく、気持ちのよい一年にしていきたいと思います。

 

 

会社から経費で出るわけではないのに、私に自腹でご馳走してくれました。

TOP